看護師の新型コロナへの感染予防策

新型コロナウイルスの感染は、看護師が仕事をする上で決して他人事ではない問題だ。

看護師が普段から新型コロナウイルスに対してどのような予防策を取っているのかというと、最も代表的なものは「手指衛生」だ。
新型コロナウイルス対策に効果的とされている予防方法は、一般的な感染症対策として行われるスタンダードプリコーションと、飛沫予防と接触予防の3つとされている。
そのため、病院内の業務を通じ、もし手にウイルスが付着してしまったとしても、手指衛生を普段から行っていれば、しっかりと新型コロナの感染を防止することができる。
具体的には患者に直接触ったり、患者の部屋に通じるドアノブや周辺にあるものに触れた後は、しっかりと手指衛生を行うのが基本だ。

また、看護師には手指衛生だけでなく、サージカルマスクの着用も義務付けられている。
時には、アイシールドやゴーグルを利用する機会もある。
これらによって、新型コロナの飛沫感染を予防している。
看護師はこれらを着用するだけでなく、コロナの疑いがある患者に対しても着用を勧めている。
実は新型コロナの疑いがあるだけでは、隔離することはできないという現状がある。
そのため、疑いのある患者が来たら、看護師はサージカルマスクやアイシールド、ゴーグルなどの防護器具の着用を勧め、病院内での感染を防止している。

ちなみに、もし病院で業務を行っている中で発熱症状が見られた場合、一般的には上司との連絡や院内の医師に相談することが義務付けられている。
その後、必要に応じて新型コロナの検査を受けることになる。